黎明の霧

主に企画や妄想でできた設定などの書きだめです。

人造人間の追憶

私は生まれました

盗み出されたとある技術によって

知識も自我もきちんと兼ね添えていました

ですが、捨てられた場合の対処法は知りませんでした


だから、真っ黒い服を着ていながらも

消えて無くなりそうな私を救い出してくれた貴方は
紛れもなく恩人で

初恋であってもおかしくなかったのです

恩返しをしたいと思うのは間違いではない



「だから私は聖杯戦争に参加したの」



あの人の願いを叶えるために

その願いが例え、世界を滅ぼすようなものでも構わない