黎明の霧

主に企画や妄想でできた設定などの書きだめです。

創作

カクテル設定

エレミア・ガルシアNo.5、参謀23歳 172cm*部下や気を許した相手には一人称俺のタメ語だが、その他の人には一人称私で敬語・相手を認めてないとかそういうのではなくて純粋にビビっているだけ。頭の良い馬鹿の上チョロいので一回気を許したらとことん懐くし…

・・・どうか私を、許さないでくれ」

「……本来は私のようなものがこの場にいてはいけないだろうすまないが少しだけ居させてくれ罪を償いきれないことはわかっている、それでも私は君たちに償い続けるその意をこの場で伝えたかったんだなんだかんだ私はこの状況に甘えている、と思う自分が本当に…

そう呟いて碧い月は笑みを浮かべる

あぁ、またやってしまったせっかく仲良くなれると思ったのだけれど*「まだ帰らないで大丈夫なんですか?」自分のベットに顔を埋めている相手にそう問うと、彼女は申し訳なさそうに笑ったここまで弱った彼女を見るなんていつぶりだろう「失敗してしまうなん…

悪童の様な大人たち

「ゆうー、これ今考えてるやつのプロットなんだけど見てくんなーい?」そう言って渡された殴り書きの様なものを見る相変わらず雑な字だなと思いながら目を落とす一通り目を通して俺は片割れの相変わらぬ頭に感嘆を覚えた「オチと伏線の敷き方の点は好きな方…

花と宝石と星

《棘が刺さったままの花弁は傍観に徹する》あの女が殺されたからといって特に僕には関係無い一応1部隊の隊長を任される実力者だったけど、別に勝利なんて求めてるわけでも無いしなんてボヤいてたら新しいナカマが赤軍に入った、なんてさあの女なんて結局、上…

人造人間の追憶

私は生まれました盗み出されたとある技術によって知識も自我もきちんと兼ね添えていましたですが、捨てられた場合の対処法は知りませんでしただから、真っ黒い服を着ていながらも消えて無くなりそうな私を救い出してくれた貴方は紛れもなく恩人で初恋であっ…

とある転生者の一面

『ねえうみ君あなたは他の軍に行くの??』見定めるような目を向けてきた年下を軽く眺め、どうだかなと肩をすくめた『へえ、そうなんだあなたのそういうところ、嫌いじゃないな僕は』酷い虚無感に襲われ、目が覚めたここの所ずっとそうだ死ぬ感覚に近いそれ…

破綻者の枷

『ゆーくんあそぼっ!』『ねえねえあそぼーよ!』『ねえってばー』少しの間そう言い寄られていた少年の目は昏い少女に手を取られると同時に目を見開き、硬直した少年はそのままちかくにあった*をーーー体が冷えて食べるものがなくて誰も見もしなくて哀れで…

それがはじめて理解できた感情で

父の模倣父の模倣母の模倣父の模倣弟の模倣自らの存在を理解しきれなかった彼が一番初めに始めたのは[観察]と[模倣]だった*「あら、二人とも早いわねぇ」「えへへ、おかあさんおはよー!」-おはよう「えぇ、おはようちゃんと挨拶できていい子ね」(いい子、…

すべてをすてたはたんしゃ

とて、とて誰もいない部屋の中に響くぎこちない足音「……びゃくや、」彼は自身を[壊した]相手をまるで鳥の雛のように探している、その表情は見た目よりはるかに幼い「…いない……」そう呟いた彼の目も光を失った風に見えるがどこか幼い彼はそのままぎこちなく歩…

赤色の夢が覚醒するまでの

赤い女赫い地面緋い刃物紅い空……朱い手これ以上こちらへ来てはいけないよそう声が聞こると同時にみどりとあおが見えて***「……あ、れ?」公園のベンチで目が醒めるいつもの夢赤い夢けれど今日は……?おかしいと呟く声がまるで別人のように聞こえて「な、に……

ロジウラダンギ-俯瞰より-

マスクをするのは顔の半分を隠すためピンを止めるのはあいつの顔と似てると悟られないため自ら関わろうとしないのは失わないため銃を握るのはお気に入りを*すためprrrrrr『琉も大概だよねwゆー君のこと言えないwwww僕もだけどwwww』-何の用だ五月蝿い『明…

夜と雀と破綻者

死んでいる雀を見つけたコンクリートの上でコロリと転がっている既に硬くなったソレを俺は○➖-*--*●-た嗚呼あたまがいたいあんなものを見たせいか心の中に息づく##が声を上げたおそらく俺は''そう''なりたいのだそれに気づいたのはあのお人好しに会うはるか…

とあるおんなのこのにっき

11月○日ぐちゃぐちゃになったしゃしんを見つけたお母さんと男の人この人が私のお父さんなのねわたしのことあいしてくれるかしらお母さんったらわたしにお父さんのことおしえてくれないなんてひどいのね11月○日お父さんにあってみたいなぁ11がつ○にちおかあさ…

きっとこんな昼放送

『〜♪YO! SAY夏が 胸を刺激するナマ足 魅惑の マーメイド出すとこ出して たわわになったら宝物の恋は やれ 爽快っ〜中略〜YO! SAY 夏を 誰としたくなる?一人寝の夜に You Can Say Good Bye奥の方まで 乾く間ないほど宝物の恋を しま鮮花?〜♪』(BGMが流れ始め…

かつての操り人形は変わってしまった主を気に入ったようで

「なぁ茜、理央」「?なんだい秀兎」「わからないところでもありました?」もう珍しくも無くなった中1の彼へ向けた高校・大学レベルの勉強の中、その中心である小さな少年が顔を上げ「ユウトセンパイとか言う奴、知ってるか?」どこか懐かしさを感じる相手の…

うちの子転生

浅上 茜/あさがみ あかね(宵乃 汐)高3夢で前世を見る為、傍観者的思考(あ、夢にいた○○とそっくり)等は思ったりするちなみに宵乃一家殺害事件前の記憶も夢で見た屋敷の子供ではないが家族構成は前世と同じ敬語で礼儀正しい性格で、空手黒帯持ち従兄弟の秀兎に…

翅を千切った雀蜂連れて

ぴんぽーんぴんぽーん「おじさーん、あそびにきたよーアイスちょーだーい!」「おじゃまします」「おー琉也と亮哉か、今そっち行けねえから勝手に上がっていいぞアイスも勝手に食っていい」「「はーい」」いまからあのひとのところにつれてってあげる***…

すでに**していた破綻者の独白

突然だが、俺はアイツラに捨てられる前の夢をよく見るまぁ、そのことに関して特に思う事はないのだが何かを思うといえばどちらかというとかつて、この黒軍に入る前に心から欲しいと思った奴らのことだろうかまぁ……どちらも得ることは叶わなかったが1人目は世…

ある日の出来事[from:黒]

[from:汐題名なし今日、りゅーとりょー、また入れ替わってるよ]*「ゆー先輩」そう呼ばれ、振り返る「久しぶりだな、今日は亮か」「アハッ、ゆー先輩が気付いてるってとこは汐にもバレてるか?」くすくすっと笑いながら俺の心情を伺うように目を細めながら笑…

Calme

お前は騎士らしく、紳士らしくありなさいそして……護るべきものを見つけなさい「はい、父上ですが……護るべきものとは、何処で探せば良いのでしょうか」そうだな……*prrrrr…「もしもし?はい、月野ですが…あら、お久しぶりね。へぇ…ふむふむちょっと待ってね玲…

ロジウラダンギ

「ーーーん?」放課後、ケータイをふと見ると新着メールが受信ボックスに1つ『いつものところに5時』嗚呼、またか「あいつも懲りないね」*5時に路地裏ほの暗い道/心地よい道少しの塵の匂いが鼻にくる「来たか」「2週間ぶりだね、そんなに僕に会いたかったの…

学戦まとめ

宵乃 汐(よいの せき) 黒軍1年/男/暗殺部隊/武器:戟 孤児院出身 家族が全員殺された(犯人は汐が殺した)ショックで小一にて記憶全部無くして幼児退行したのちに孤児院へ その当時の世話係が祐斗 孤児院にて幼稚園生くらいの知恵までは取り戻した後、祐斗に連…

うちの子の詳細のやつ(リプあざました!)

*てんまかアーデルハイトifというか『もしオリヘタの奴らが天界と魔界に別れたらどっち行くか』って考えた結果『堕天使ぷまい』ってわけで生まれた氷とレイピア使う堕天使>>><<<父親はオリヘタ通りエドウィン天使時代の名前であるシャルロッテと呼ばれたら…

消失したカケラ

お友達と遊ぶの?お気をつけてーはいお母様、お祖母様出かけるのかいってらっしゃいーいってきますお父様、お祖父様誰と遊ぶんだ?ー最近公園でしりあったこです、お兄様あんまり遅くに帰っちゃダメよ?ーはい、お姉様 夕方にはもどりますカラスと一緒に帰り…

不器用な破綻者のこれまで

「今日からお前の世話係になった祐斗だ。ゆーにぃでも祐斗でもなんでも好きに呼べよ?」孤児院に連れてかれて、大人以外で初めてあった彼の言葉はどこかぎこちなかったから、俺にしては珍しく覚えている*「よぉ汐、また変な夢か?」いつもの赤い夢から目覚…

シャル→フロクラ

「これでいっか……と」鏡に向かって一人呟いたその姿はどう見てもあいつと相違ない「ユリウスとかベルに見つかんなかったらバレない……よな?」赤い目に緑のカラコンを付けるあぁなんだ、これだけで俺はあいつになれるのかと、1人呟く「そろそろ行くか」そうだ…

跡、赤、汐

赤い光景を見る夕焼けの様に赤く朱く緋く紅くそれを俺は‘‘識って”いる……なぜなら【それ】はーーー*少年が居ました少年には兄と姉、父と母と祖父母が居ましたですがある夜、少年は独りになってしまいました彼に残ったものは親譲りの髪色目の色そして家宝だっ…

グッとくる仕草#とは

アーデル「なんか紙あるぞ?…【お題は『グッとくる仕草』でどうぞ】だとさ」ベル「どうぞって言われてもなぁ〜アーデルちゃんから言っちゃってよ♪」アーデル「ん?あー…一つの動作に集中してるとこ、とかか?ほら読書中でページめくるとか剣の打ち合いとか」…

【運命企画ifその1】飛び立てなかったカラス

黒黒黒何も見えない俺に力を貸してくれた彼等は既に息絶えていた彼等を殺した時のあの笑みを見せられた時、悪寒を感じると同時に【その結末】を受け入れたーーー俺には聖杯を得ることはできないーーーそれは存在意義と共に希望全てを捨てるということあいつ…